暗号資産

仮想通貨リップル(XRP)取引所の比較

許斐まい
海外送金という明白な目的を持った仮想通貨(暗号資産)のリップル(XRP)に、実用性と将来性を感じています。

リップルを取引するにはどこの取引所がいいですか?

それではリップルを取り扱っている取引所を比較してみましょう。
桜乃そら

 

わたしの求めている仮想通貨取引所は

という取引所です。

どこの取引所がわたしに合っているのでしょうか。

※当記事の内容は2022年3月1日現在のものです

 

 

暗号資産交換業者登録一覧

2022年1月31日現在の暗号資産交換業者登録一覧を金融庁が公表しています。

暗号資産交換業者登録一覧

 

 

XRPを取り扱っている取引所

上記暗号資産交換業者登録一覧の中でXRPを取り扱っている取引所は・・・

  • QUOINE株式会社
  • 株式会社bitFlyer
  • ビットバンク株式会社
  • GMOコイン株式会社
  • フォビジャパン株式会社
  • 株式会社ビットポイントジャパン
  • 株式会社DMM Bitcoin
  • SBI VCトレード株式会社
  • コインチェック株式会社
  • 株式会社ディーカレット
  • LVC株式会社
  • FXcoin株式会社
  • オーケーコイン・ジャパン株式会社
  • Payward Asia株式会社
  • 株式会社マーキュリー
  • 株式会社coinbook
  • 株式会社サクラエクスチェンジビットコイン

以上17社あります。

 

 

板取引を行っている取引所

上記17社の中で板取引を行っている取引所は・・・

  • QUOINE株式会社:
  • 株式会社bitFlyer
  • ビットバンク株式会社
  • GMOコイン株式会社
  • フォビジャパン株式会社
  • 株式会社ビットポイントジャパン
  • SBI VCトレード株式会社
  • 株式会社ディーカレット
  • オーケーコイン・ジャパン株式会社
  • Payward Asia株式会社

以上10社ありました。

XRPを取り扱っている17社中、7社が購入価格と売却価格に差のあるスプレッドを設定した販売所のみの取引所でした。

スプレッドとは、ユーザーが買う時の価格と売る時の価格に差を付ける事です。

買い値が高くて売り値が安いので、ユーザーは買った時点ですでに損失が出ている事になります。

このユーザーにとっての損失分が取引所の利益となります。

販売所で仮想通貨の取引を行う際はスプレッドの事を良く検討して行いましょう。

 

板取引を行っている取引所の比較

上記10社の板取引を行う際の手数料を比較してみます。

ビットコインとその他の仮想通貨(アルトコインと呼びます)では違う手数料が設定されている取引所が多いです。

わたしはXRPの取引をしようと思っているので、以下はXRPに関しての手数料です。

ビットコインのみの取引を考えている方はビットコインの手数料を調べてください。

  入金 出金 テイカー メイカー XRP送付
QUOINE 無料 700円 0.1% 0.1% 0.25XRP
bitFlyer 330円 770円 0.15% 0.15% 無料
ビットバンク 無料 770円 0.12% -0.02% 0.15XRP
GMOコイン 無料 無料 0.05% -0.01% 無料
フォビ 無料 330円 0.15% 0.15% 0.1XRP
ビットポイント 無料 330円 無料 無料 無料
SBI VCトレード 無料 無料 無料 無料 無料
ディーカレット 無料 275円 0.23% -0.03% 0.01XRP
オーケーコイン 無料 400円 0.14% 0.07% 0.1~5XRP
Payward Asia 無料 250円 0.26% 0.16% 0.02XRP

※2022年2月25日現在の手数料です。

メイカーとテイカーについて知りたい方は下のリンクからどうぞ。

メイカーとテイカーってなに?|図を使ってわかりやすく説明します

 

日本円の入金はbitFlyer以外は無料です。

しかし出金は10社中8社で手数料を取られます。

一度入金したら、取り引きをしてもしばらく出金しないのであれば取引手数料の安い取引所を選ぶ方が良いでしょう。

ある程度まとまった金額の取引を行うのであれば、やはり入出金の手数料よりも取引手数料の安い取引所が良いですね。

数万円の資金で取引をするのなら、入出金手数料は取引所を選ぶうえでかなり重要な要素になります。

 

 

証拠金取引を行っている取引所

国内の取引所でXRPのショートポジションを取れる取引所は・・・

  • GMOコイン株式会社
  • SBI VCトレード株式会社
  • DMMビットコイン

上記3社です。

 

証拠金取引を行っている取引所の比較

GMOコインとSBI VCトレードの比較です。

主にXRPのレバレッジ取引を行う際の手数料を比較してみます。

  GMOコイン SBI VCトレード DMMビットコイン
取引時間 24時間 365日 ※1 午前7時~翌午前6時 365日 24時間 365日 ※2
取引手数料 無料 無料 無料
レバレッジ 2倍 2倍 2倍

レバレッジ売り手数料

ポジション金額(※3)の0.04% / 日 

-0.001%(2022年2月25日)※4

ポジション金額(※3)の0.04% / 日

レバレッジ買い手数料

 〃

+0.012%(2022年2月25日)※4

 〃
ロスカット手数料 ポジション金額× 0.5% / 回 無料 無料
スプレッド なし ※5 あり あり

※1 毎週水曜日15:00〜16:00の定期メンテナンス中を除く

※2 毎週水曜日12:00〜14:00の定期メンテナンス中を除く

※3 正確には別の計算方法で算出しますが、概ねポジション金額です

※4 2022年2月25日の手数料で日によって変動します

※5 板取引の場合で、販売所形式の場合はスプレッドがあります

 

3社とも証拠金取引なのでレバレッジを掛けてショートポジションを取る事が出来ます。

GMOコインは板取引と販売所形式の両方を行えます。

対してSBI VCトレードとDMMビットコインは販売所形式のみです。

 

 

タイプ別取引方法

XRPを販売所で購入

  • 今後XRPは値上がりすると考えている
  • 注文方法を一から勉強するのは面倒
  • 購入後はしばらく売却しない
  • 購入価格が決まっていないと不安

上記に当てはまる方はスプレッドがあっても確実に買える販売所を利用するのも選択肢の一つです。

しかし何と言ってもスプレッドの存在は利益を出す為にはかなりのマイナスポイントです。

従って、販売所の利用は取引量が少なくて中々取引が成立しないような状況にならない限りおすすめしません。

板取引で成行注文をすれば、販売所で購入するよりもほとんどの場合安く購入できると思います。

 

XRPを取引所で購入

  • 今後XRPは値上がりすると考えている
  • 注文方法を一から勉強するのは面倒
  • 利益が出たらすぐに売却する

上記に当てはまる方は板取引を行っている取引所で成行注文をするのが良いでしょう。

注文時に購入価格は決まっていませんが、ほぼ現在価格前後で購入できると思います。

 

XRPをなるべく安く購入

  • 今後XRPは値上がりすると考えている
  • なるべく安い手数料で買いたい

上記に当てはまる方は板取引を行っている取引所で希望価格を指値で注文しましょう。

注文をする時に値動きを見て自分で金額を決めて注文をします。

注文金額によっては約定しなくて買えない事もあります。

 

値下がり相場でも利益を出したい

  • 値下がり相場の時はショートポジションを取る
  • 値上がり相場の時はロングポジションを取る

上記に当てはまる方は証拠金取引を行っている取引所を使う事になります。

 

 

結論

全体的な手数料はSBI VCトレードが安いのですが、スプレッドがあるので、国内の取引所でレバレッジ取引を行うのなら、現状はGMOコイン一択のようです。

しかし、どこの取引所も手数料は変更される事があるとの表記があるので、取引所を選ぶ時は手数料などをこまめにチェックした方が良いですね。

 

 

国外の取引所

わたしの求めている取引を行える国内の取引所はGMOコインのみでした。

そこで、国外の取引所を調べてみました。

国内取引所のレバレッジは2倍までという規制があります。

国外では数十倍から数百倍のレバレッジ取引が出来るところもあります。

国外の取引所を利用する場合は日本円での入金は出来ないので、国内の取引所でXRPを買い、XRPを送付するという形になります。

国外の取引所を利用するのならXRPの送付手数料も国内取引所を選ぶうえでは考慮する必要があります。

今後は国外の取引所の利用も視野に入れて情報収集していこうと思います。

 

 

まとめ

仮想通貨(暗号資産)取引所ではコインチェックが有名で、取り引きをされている方も多いと思います。

しかしコインチェックは販売所形式なのでスプレッドが設定されています。

わたしが初めてXRPの取引をする時に口座を開いて利用したのがコインチェックでした。

一度取引をしましたが、上げ相場だったにもかかわらず中々利益が出ませんでした。

しばらく我慢して保有し、利益が出たところで売りました。

初めての取引で利益を出せた事は良かったのですが、この時にスプレッドを考慮しなければいけない事を学びました。

当時、XRPの板取引が出来て手数料などの条件を調べた結果、ビットバンクが良かったのですぐに口座を開き取引を始め現在に至ります。

ビットバンクでの取引は4年になりました。

最近新型コロナウイルスの影響で給料が減った為、資金を生活費に回す必要が出て来ました。

メイカーのマイナス手数料は魅力的なのですが、ここへ来て出金手数料が高い事が気になり始めました。

さらに、この4年の間にXRPの板取引を行える取引所も増え、レバレッジ取引も始まりました。

良い機会なので取引所を変える事を視野に他の取引所を調べた結果がこの記事です。

 

多くのブロガーがすすめているコインチェックはスプレッドの存在を隠そうとしているようなサイトの作りになっていて、初心者に不親切なのでわたしはすすめません。

取引所を選ぶのなら、同一画面で売り価格と買い価格を表示している親切な取引所を選ぶ事をおすすめします。

 

許斐まい
現状XRPの取引で利益を出す事を考えるとGMOコインが良さそうですね。
手数料などのコストだけを考えるとそうかもしれません。

しかし、取り引きをするのなら買いたい時に買えて売りたい時に売れるという事も重要です。

手数料だけではなく取扱量やサイトの見易さ、注文の仕方のわかりやすさなども考慮して取引所を選びましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

桜乃そら

 

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